あと少しでバレンタインデーですが、皆さんは何か予定はありますか?
パートナーがいる方はステキな1日になると良いですね♡
ところで、皆さんはオーストラリアではバレンタインデーをどのように過ごすかご存知ですか?
この記事でわかること
- オーストラリアの一般的なバレンタインデーの過ごし方
- バレンタインデーの本来の意味
オーストラリアのバレンタインデーの過ごし方
「バレンタインデー」は英語では “Valentine’s Day”。
日本では、女性が男性にチョコレートを贈り告白する日として認識されていますが、オーストラリアではそれが逆で、男性が女性にプレゼントを贈る日として知られています。(もちろん女性がプレゼントしてもOK!)
また、既に恋人同士であるカップルや夫婦間で楽しむ意味が強く、「愛を告白する日」というよりは「愛を確かめ合い、感謝する日」という方がしっくりくるかもしれません。
女性の方はリラックスして過ごせる日ですが、日本人でないパートナーがいる男子は、きちんと用意しておかないと彼女の機嫌が悪くなってしまうかもしれないので気をつけてくださいね(笑)
また、プレゼントはチョコレートである必要はなく、カード付きのお花(赤いバラ)やテディベア・ジュエリーなどを贈るのが主流です。
道端ではお花売りの方が一輪挿しのバラを売っていたり、帰宅途中のスーツ姿の男性が紳士にカッコよく花束を抱えていたりと街はバレンタイン一色です。
それに加え…
- 公園でピクニック
- レストランでスペシャルディナー
- クルーズディナー
などを楽しむカップルも多く、人気レストランを利用したい方は事前予約が絶対です!

バレンタインデーは、オーストラリアで一番多くプロポーズ(または結婚式)が行われる日だとも言われてるんだ

オーストラリアの男性にとって「バレンタインデー」はビックイベントなんだね!
ちなみに、日本では3月14日に「ホワイトデー(お返しの日)」がありますが、オーストラリアにはそのような文化はありませんので、女性の方はお返しの心配はしなくても大丈夫ですよ^^
バレンタインデーの本来の意味
日本では女性が好きな男性にチョコレートを渡す日として知られていますが、本来はどんな意味を持った日なのでしょうか?
バレンタインデー、または、聖バレンタインデーは、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。ローマの司祭である聖バレンタインが、当時結婚を禁止されていた兵士たちのために、こっそりと結婚式を開いてあげたという逸話から、愛の誓いをする日として彼の名が挙がるようになった。
(参考:バレンタインデー – Wikipedia・これで完璧♡オーストラリアのバレンタインデー | シドニーの生活充実ガイド- MOVE-)
この説明によると「愛を誓う日」だということは分かりますが、「チョコレートを渡す」ことは特に書かれていません。
では何故日本ではバレンタインデーにチョコレートを渡すようになったのでしょうか?
日本でバレンタインデーにチョコを渡すようになった理由
日本では海外からやってきた人たちを中心に、1958年ごろから「バレンタインデー」の習慣が始まったと言われています。
その後、色々な企業がこのイベントに乗っかって売り上げを伸ばそうと考え始めたことをキッカケに、1970年代後半から日本社会に定着していきます。
日本式バレンタインの起源となったとされる広告コピー
- モロゾフ製菓「あなたのバレンタイン(=Valentine:愛しい人)にチョコレートを贈りましょう」
- 森永製菓「愛する人にチョコレートを贈りましょう」
これはごく一部の例ですが、各企業がこぞって「(プレゼントと一緒に)チョコレートを贈る日」であることを強調していたことが分かります。

日本がクリスマスにケンタッキーを食べることが海外から面白がられるように、日本は企業の策略に踊らされまくりです(笑)
ただ、当時は女性から男性に送るものだと限定されていた訳ではなく、今の形になるまでには紆余曲折あったようです。
最近では「友チョコ」「義理チョコ」「逆チョコ」など種類も増え、日本のチョコレートの年間消費量の2割がこの1日に消費されるほど、独自の文化として発展しています。

最近はこのイベントのせいで逆にストレスを感じる人も多いようですが、楽しめる範囲で参加しましょうね^^
まとめ
いかがでしたか?
- オーストラリアの一般的なバレンタインデーの過ごし方
- バレンタインデーの本来の意味
をお届けしました。
こうやって見てみると、文化が全く違って面白い発見もあったのではないでしょうか?
オーストラリアにいる女性は、この日はちょっとリラックスして、パートナーにお任せしても良さそうですね^^
男性の皆さん、当日まで時間が迫ってきていますが、準備はできているでしょうか?(プレッシャーごめんなさい)
皆さんにとってバレンタインデーが素敵な1日になるよう応援しています!
Comments