「オーストラリアに留学やワーホリで行ってシェアハウスに住もうと思っているけど、どうやって探せばいんだろう?」「できれば失敗しないで、良い物件を探したい!」と思っている方はいませんか?
この記事ではそんなあなたのために、オーストラリアでの失敗しないシェハウスの探し方を徹底解説します。
私自身、留学生時代から今までの3年間で計4ヶ所のシェアハウスに住んできたので、その中で私が実際に使ったノウハウをお届けできればと思います。
記事が長くなってしまいそうなので、今回は前編・中編・後編に分けてお届けします。
前編(本記事)でわかること
- オーストラリアのシェアハウス探しに必須のツール(サイト)
- シェアハウス契約までの一般的な流れ【7ステップ】
中編でわかること
- シェアハウスを探す上で知っておくと便利な単語
後編でわかること
- シェアハウスを探す上で気をつけたいポイント
- 違法の可能性があるシェアハウスについて
オーストラリアのシェアハウス探しでの必須ツール(サイト)
オーストラリアでシェアハウスを探す時に必要となってくるのが、物件サイトや掲示板といった情報ツールです。今でもごく稀に紙を張り出してテナント募集しているところもありますが、インターネットの方が圧倒的に情報量が多いですし、自分の希望に合わせた物件も見つけやすいです。
私が実際に使ったサイトは主に3つです。
Gumtree
オーストラリア最大のマーケット掲示板です。シェアハウスだけでなく、家具や車を売買することができたり、仕事の求人もあったりします。
情報量は圧倒的に多いですが、怪しい物件(詐欺)が載っていたりしてトラブルが起きやすいプラットフォームでもあるので、注意が必要です。
Flatmates
シェアハウスの貸し借りに特化したサイトで、Gumtreeよりも安全度が高く、比較的綺麗で良心的な物件が多いと思います。
また家だけでなく、自分自身のこともリストに出すことができ、希望するエリアや条件を提示することでハウスオーナーや、一緒に住む相手ともマッチングも可能です。
基本は無料で使えますが、有料会員($25/10日)になると最新物件への優先アクセス権が得られたり、オーナーの電話番号に直接メッセージができたりします。
サイト自体も今風で使いやすいので、私自身も一番よく使ったサイトです。
日豪プレス
日本人向けのオーストラリア情報サイトです。日本語での募集がほとんどなので英語が苦手な方でも物件探しが簡単です。ただ、その分ハウスメイトが日本人になる可能性が高く、英語の上達を重要視している方には向かない物件が多いかもしれません。
また、他のプラットフォームに比べると情報量が少なく、掲載期間がかなり昔のものもあったりするので注意が必要です。
シェアハウス契約までの一般的な流れ
ここからは一般的なシェアハウスの契約までの流れをご説明します。

物件やオーナーによってステップは様々ですので、あくまで参考として見てください
①各ツール・サイトで自分が気になる物件を探す
各ツール・サイトには条件検索の機能がついていますので、家賃や家具の有無・部屋数などを入力し、自分の希望にあった物件を表示させましょう。
②片っ端からオーナーにメッセージを送る
①で良さそうな物件を見つけたら、サイト/アプリ内で保存し、各オーナーにメッセージを送りましょう。
【メッセージ例】
Hello. I’m 〇〇(自分の名前)from Japan.
I’m interested in your property. Is this room still available?
(こんにちは。日本人の〇〇です。
あなたの家/部屋に興味があるのですが、まだ空いていますか?)
初めに自分の名前を名乗り、できれば日本人であることも伝えましょう。なぜなら、物件によっては特定の国の人のみを受け入れている場合があるからです。
また、日本人は綺麗好きで真面目だという好印象を持っている人は多いので、そういった武器はどんどん使っていきましょう。
返信が何日も来なかったり、無視されたりすることもあるかもしれませんが、オーストラリアでは至って普通ですので焦らずに粘り強く頑張りましょう。
③返信が来たら、気になることを聞いてみる
オーナーから部屋が空いているという返信が来たら、不足している情報や気になることについて質問しましょう。
【例1:部屋の写真が十分でない時】
May I see more photos of your room?
(部屋の写真をもっと見せてもらえませんか?)
【例2:部屋にどんな家具があるのかわからない時】
What furniture would I get in this room?
(この部屋にはどんな家具がありますか?)
④納得したら、オーナーと見学の約束をする
ある程度質問をして良さそうだと思ったら、実際に物件を見に行く約束をしましょう。
【メッセージ例】
I would like to inspect your room. When are you available?
(部屋を見学したいです。いつなら都合が良いですか?)
ちょっとストレートすぎるように聞こえますが、オーストラリアではこれくらいガツガツしても大丈夫です。意思を見せないと他の人に取られてしまったり、興味がないのかと思われてしまいます。
▼特定の曜日・日付の都合を聞きたい時の表現
【英語】都合を聞く
Would Sunday morning be possible for you?
日曜日の午前中は可能ですかDoes Friday evening work for you?
金曜日の夜のご都合はいかがですかHow does Sunday the 23rd sound to you?
23日の日曜日はいかがですか
📝How does…sound? =「〜はいかがですか?」#英語110番— Maya Vardaman マヤ・バーダマン (@maya_tokyo) June 7, 2019
⑤実際に見学に行く
約束ができたら、実際に部屋を見学しにいきます。ここでも気になることがあればきちんと質問し、家賃や最低滞在期間などを再度確認することで、不安のない状態にしておきましょう。
⑥契約する
見学をして物件が気に入ったら、オーナーにその旨を伝えましょう。
【会話例】
I love your place! I would like to move in.
(とても気に入りました!是非入居したいでのですが。)
その場で契約することも可能ですので、念のためボンド(保証金)+2週間分の家賃を現金で持っておくと良いでしょう。
ここで注意するのは、必ず契約書を作成してもらい、オーナーの運転免許証の番号など(法的に有効な個人ID)を控えておくことです。のちに何かトラブルがあった時のために、これらの書類は必ず貰うようにしてください。
⑦入居日を再度確認し、引っ越し
トラブルがないように再度入居可能日を確認して、引っ越しの準備をしましょう。
【会話例】
When can I move in?
(いつ入居できますか?)

お疲れ様でした!
ここまで来れば晴れて自分の部屋をゲットです^^
もちろんこれは大まかな流れであって、必ずしも同じになるとは限りませんが、是非頭の中に入れておいてください。
異国の地での家探しは大変ですが、回を重ねるごとに慣れ、同時に自信もついてきます。
ただ、危険な目にあったりトラブルに巻き込まれたりしたという話もよく聞くので、上記のポイント・注意点を抑えつつ素敵なお家を見つけてくださいね^^
▼中編(シェアハウスを探す上で知っておくと便利な単語)はこちらです
▼後編(シェアハウスを探す上で気をつけたいポイント・違法の可能性があるシェアハウスについて)はこちらです
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